今回は【パピヨン】についてです。
原産国:フランス
体高:20~28cm
体重:3~5kg
性格:明るく活発で遊び好き、好意的で穏やか、賢い、神経質
なりやすい病気:膝蓋骨脱臼、緑内障、結膜炎などの目の病気、逆さまつ毛、水頭症
第19位
パピヨンはフランス語で「蝶」という名前が付けられています。
名前の通りの、飾り毛のある蝶が羽を広げたような大きな立ち耳と、補足柔らかな被毛が特長です。
パピヨンはとても順応性が高く賢い犬種で、明るく活発で遊び好きな性格です。
それに加え好奇心が旺盛で、人が好きで穏やかな面もあり、子供も厭うことなく積極的に遊んでくれます。
ただし、賢いが故に状況や家族の雰囲気を察することがうまく、行き過ぎてしまうと神経質になってしまったり、甘やかしすぎてわがままになってしまったりするので注意が必要です。
パピヨンは華奢な骨格で、活発で遊び好き故に骨折が起こりやすいです。
また小型犬がよくかかる膝蓋骨脱臼や股関節形成不全にもなりやすいので、歩き方がおかしいと思ったらすぐ病院で診てもらいましょう。
そのほか、目の病気も多いので緑内障や結膜炎、逆さまつげにも気を付けてあげましょう。
パピヨンは賢く比較的しつけが簡単な犬種で、甘やかしすぎさえしなければきちんと飼い主の言うことを聞くようになります。
子犬のころからダメなことはしっかり叱り、甘やかさずに可愛がってあげましょう。
パピヨンの散歩は30分程度で大丈夫です。
あとは室内でボールなどで遊んであげましょう。
今回初めて知ったのですがパピヨンには垂れ耳もいるそうで、むしろ昔は垂れ耳の方が多かったそうです。
ベルギーでの繁殖により立ち耳が増えていったため、立ち耳の「パピヨン」はベルギー原産という見解もあるそう。
また、垂れ耳でも同犬種として認められていますが、垂れ耳のパピヨンのことを「ファーレン」(フランス語で蛾)と呼ぶそうです。
▼参考
アニコム損害(ランキング):https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/