日本スピッツ

日本スピッツの写真今回は【日本スピッツ】についてです。

 

原産国:日本
体高:30cm~38cm
体重:6~10kg
性格:活発で遊び好き、穏やかで愛情深い、好奇心旺盛、神経質、警戒心が強い
なりやすい病気:膝蓋骨や肘関節の脱臼、皮膚疾患(膿皮症、落葉状天疱瘡、全身性紅斑性狼瘡、アレルギー性皮膚炎)、気管虚脱、血友病、流涙症、僧帽弁閉鎖不全症、甲状腺機能低下症

30位

 


日本スピッツは真っ白な被毛が特長の犬種で、写真で見るとポメラニアンにも似ていますが体格が違います。
超小型犬のポメラニアンに対し、日本スピッツは小さめですが中型犬になります。

 

高度成長期のブームによる乱繁殖ののち、適切な選択繁殖が行われた日本スピッツは今、過剰な警戒心と無駄吠えの少ない犬種になりました。

遊び好きで好奇心旺盛、人懐っこく穏やかな性格で、家族には愛情深く、他の動物などにも友好的です。

 

日本スピッツは肌が弱く、アレルギー性皮膚炎をはじめとした皮膚疾患が起こりやすい犬種です。
ブラッシングをはじめとした手入れをこまめに行い、その都度よく確認することが大事になります。

また手足が細く、筋力不足になると膝蓋骨や肘関節の脱臼を起こすので適度な運動で筋肉をつけることが必要です。

気管虚脱にもなりやすく、気管が押しつぶされることで呼吸困難を引き起こします。
首に負担のかかる首輪ではなく、ハーネスを使うようにしましょう。

そのほか、「血友病」は生まれつきの遺伝性疾患で、血小板の異常により血が止まらない病気です。
そのため、血友病だった場合は大きな怪我などに十分な注意が必要です。

 

日本スピッツは賢く物覚えがいいので、それほどしつけは難しくありません。

ただ、神経質に育ってしまうと無駄吠えなど問題行動が起きやすくなるので、子犬のころから社会性を養い、色々なところへ連れていくことで環境の変化に対応できるように育てましょう。

 

日本スピッツは活発で、十分な運動をしてストレスを溜めないようにしてあげなければいけません。
朝夕それぞれ30分以上の散歩の他、ボール遊びなども取り入れましょう。

 

高度成長期のころの日本スピッツは、ブームによる乱繁殖により過剰な警戒心と無駄吠えが目立つ犬種として、すぐに人気は下火になりました。

ですが、愛好家の方たちの長年の努力により飼いやすい犬種となり、今また人気が出てきているようです。

 


▼参考
アニコム損害(ランキング):https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/

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