オーストラリアン・キャトル・ドッグ

今回は【オーストラリアン・キャトル・ドッグ】についてです。

 

原産国:オーストラリア
体高:43~51cm
体重:18~21㎏
性格:好奇心旺盛、知的で忠実、忍耐強い、家族にはフレンドリー、警戒心が強い、自立心が強く頑固
なりやすい病気:股関節形成不全、進行性網膜萎縮症、盲目、難聴

 


 

オーストラリアン・キャトル・ドッグは、イギリスから持ち込まれた牧羊犬をもとにして改良された牧牛犬(ヒーラー)です。

牧牛犬・・・吠えて家畜を誘導する牧羊犬とは違い、牛の脚を噛んで誘導する方法をとるため、忍耐力に加え踏みつぶされないよう牛の進路から離れたりするなどの判断力や俊敏さ、長時間牛を移動させることができる体力と荒っぽい牛にも果敢に挑む性格が必要

 

オーストラリアン・キャトル・ドッグは好奇心旺盛なところがあり頭がいい犬種で、飼い主に忠実で忍耐強く、牛相手に仕事をしてきたため度胸と行動力、自己判断力も持ち合わせています。

飼い主家族には人なつっこいですが、見知らぬ犬や人には警戒心からなかなか慣れることはありません。
強い自立心をもち、頑固な一面があります。

 

オーストラリアン・キャトル・ドッグは、股関節形成不全進行性網膜萎縮症、生まれつきの盲目難聴といった遺伝性疾患にかかりやすい傾向にあります。

股関節形成不全や進行性網膜萎縮症にかかると、最悪の場合歩行困難や失明に至るため注意が必要です。

 

オーストラリアン・キャトル・ドッグのしつけで大事なことは、常に毅然とした態度で飼い主がリーダーであることを教え込むこと、牧牛犬の気質である足元をかむ癖を放置せず、一切やらなくなるまで教え続けることの2点です。

主従関係をしっかり構築していければ、元々賢い犬種のためしつけ自体は難しくありません。

 

オーストラリアン・キャトル・ドッグは先に記述した通り、長時間牛を移動させる仕事をしていたため運動量はかなり多く、とても活発です。

運動不足になるとストレスが溜まり、攻撃的になったりするため、最低でも毎日朝夕2回、1回1時間以上の小走りも入れた散歩に連れていく必要があります。

また毎日の散歩に加え、マメにドッグランで自由に走り回る時間を作ったり、ボールやディスクを追いかけるなどの遊びを取り入れ、運動不足にならないように気を付けましょう。

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