今回は【ケアーン・テリア】についてです。
原産国:スコットランド(イギリス)
体高:28cm~31cm
体重:6kg~8kg
性格:陽気で活発、行動的で勇敢、飼い主に対して忠実で愛情深い、頑固でかなり気が強い
なりやすい病気:緑内障、白内障、進行性網膜萎縮症、皮膚炎、慢性腎不全
ケアーン・テリアはテリア種の中でもわりと古い犬種で、とてもテリア気質が強い性格をしています。
陽気で活発・行動的で、体格は小さいですが大きな犬に対してもひるむことがなくとても勇敢な性格です。
とても頑固で独断的なことろがあり、しっかりしつけをすれば飼い主に忠実な番犬になりますが、しつけをおろそかにすると飼い主の言うことを聞かず、手がつけられないといったことにもなりうるので注意が必要です。
ケアーン・テリアは遺伝的に目の疾患にかかりやすいと言われる犬種です。
特に注意が必要なのは緑内障・白内障・進行性網膜萎縮症といった疾患です。
進行の度合いによっては失明することもあるため、歩いている際によくぶつかったり、目に濁りがあったりした場合はすぐに病院を受診しましょう。
また、遺伝病としては慢性腎不全にかかりやすい犬種でもあります。
慢性腎不全は進行してからでないと異変に気付きにくい病気のため、健康診断を定期的に受けることで早期発見できるようにしましょう。
先にも記述した通り頑固な一面があるため、しつけには根気がいります。
ですが、元来賢く学習能力は高いため、飽きさせずにケアーン・テリアにあったしつけの仕方ができればスムーズに覚えます。
元が猟犬なので、吠え癖や噛み癖、攻撃性が出ないよう、信頼関係を築き、しっかり犬をコントロールできるようにしておきましょう。
ケアーン・テリアは元が猟犬のため活発で、小型犬にしては運動量は多い方です。
そのため朝夕2回それぞれ30分以上の散歩と、ボール遊びなどを行いましょう。