今回は【ダルメシアン】についてです。
原産国:クロアチア・ダルメシア地方
体高:56cm~61cm
体重:27kg~32kg
性格:陽気で明るい、活発で家族にはフレンドリー、人見知り、警戒心が強い、頑固、神経質
なりやすい病気:先天性聴覚障害、尿路結石、ワーデンブルグ・クライン症候群、白内障
101匹ワンちゃんはディズニーの有名な映画ですが、これに出てくるのがダルメシアンです。
昔は馬車の伴走犬として、護衛や番犬の役割を果たしたり、ネズミ駆除や猟犬として活躍していました。
家族に対しては陽気で人懐っこく、甘えん坊な一面もあるダルメシアンですが、警戒心が強く家族以外に対しては人見知りで神経質な面があります。
ダルメシアンは尿酸を分解することができません。
そのため尿結石ができやすいのですが、さらにこの尿結石は療法食などで溶解することができないため悪化しやすい傾向にあります。
オスは特にメスよりも尿管が詰まりやすく、放っておくと死に至ることも。
健診などで定期的に検査をするほか、日頃から尿量の変化に気を配りましょう。
賢い犬種ではありますがトイレやトレーニングなどの訓練の物覚えはあまり良くなく、工夫をしながら根気強く教えることが大切です。
ダルメシアンは馬車に並走して旅をしていたため、尋常でない体力と持久力を持っており、若い犬であれば10㎞は余裕で走り回ります。
そのため朝夕2回、1時間以上の散歩は最低限必要です。
運動不足に陥ってしまうと問題行動の他体調不良を引き起こすこともあるので注意が必要です。