今回は【ジャックラッセルテリア】についてです。
原産国:イングランド(イギリス)
体高:23~30cm
体重:4~6kg
性格:頑好奇心が強い、活発で運動能力が高い、頑固で負けず嫌い
なりやすい病気:大腿骨骨頭壊死(レッグ・ペルテス病)、膝蓋骨脱臼、糖尿病
第18位
ジャックラッセルテリアは白に大きな斑が入る毛色が特徴で、筋肉質で細身な犬種で、もとはキツネなどを追う猟犬として作出され断尾が行われていました。
また、見た目と性格などにギャップがありすぎて一時期捨て犬ナンバーワンとの照合がついていたそうです。
見た目は小さくかわいいジャックラッセルテリアですが、テリア気質が強く気性の荒い面があります。
運動能力が高く活発で、天真爛漫、猪突猛進なところや頑固で負けず嫌いなところもありますが、賢く基本素直な犬種です。
好奇心が強く友好的で、遊ぶことも大好きです。
しかししつこく構われることは嫌うため、子供との相性はよくないので外出先などでは注意しましょう。
また猟欲が強く小動物などを見ると追いかける性質があるので、他の小動物と飼うことは避けた方がいいかと思います。
ジャックラッセルテリアは作出に使われた他犬種の遺伝的疾患を引き継いでいることがあり、ひざの関節が外れる膝蓋骨脱臼や糖尿病などに注意が必要です。
また大腿骨骨頭壊死(レッグ・ペルテス病)にもかかりやすいです。
1歳未満で発症することが多く、悪化すると大腿骨頭が壊死してしまう怖い病気で、足を痛がる、歩くときに足を引きずるなどの症状が現れた場合はすぐに病院で診てもらいましょう。
とても賢いが故に、飼い主と認められなければ手が付けられなくなります。
愛玩犬として甘やかすことはやめましょう。
飼い主として認めさせ、服従心をしっかり養うことで飼いやすくなります。
小型犬ですが猟犬で筋肉質な体つきをしているため、かなり運動量が必要です。
朝夕それぞれ1時間以上散歩に連れて行ってあげてください。
休みの日などはドッグランなどでボールやフリスビーを使いのびのび遊ばせてあげましょう。
ジャックラッセルテリアの被毛は、短い直毛の「スムース」、ちょっと長い「ブロークン」、粗い長毛の「ラフ」の3種類ありますが、ジャックラッセルテリアというと私はスムースの犬を思い浮かべてしまいます。
ビクター有名なマークの蓄音機を覗く犬、「ニッパー君」はフォックステリア系の雑種で、ブルテリアの血が少し入っているそうです。
このフォックステリア系の雑種がジャックラッセルテリアだと言われており、この犬がスムースで描かれていて、この絵の印象が強いせいかなと思います。
ブロークンもラフもかわいいです。
ちなみに、冒頭の写真はスムースとブロークンです。
▼参考
アニコム損害(ランキング):https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/