キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリアキングチャールズスパニエルの写真今回は【キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル】についてです。

原産国:イギリス
体高:31~33cm
体重:6~8kg
性格穏やかで友好的、活発
なりやすい病気:僧帽弁閉鎖不全症(遺伝子疾患)、脊髄空洞症、水頭症

 


キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、大きな垂れ耳と大きな目、柔らかく滑らかな被毛が特徴的な穏やかな犬です。
ランキングは14位。

名前の長さも特徴的ですが、最初、チャールズⅡ世がかわいがっていたことから「キング・チャールズ」、そしてスパニエル種であったため「キング・チャールズ・スパニエル」という名前に。

のちに他犬との交配によって容姿の変わってしまったこの犬を、チャールズⅡ世がかわいがっていたころ(中世)の姿に戻したことで、キャバリア(中世の騎士)という名前がさらに追加されてこの名前になったそうです。

ちなみに「キング・チャールズ・スパニエル」もマイナーかもしれませんが現存する犬種です。

 

キャバリアは活発で遊び好きなのに、とても穏やかで友好的な性格です。
神経質な面も少なく、物おじしない勇敢な性格で、無駄吠えや噛み癖もほとんどありません。
子供の相手も根気強くしてくれる、人好きで優しい犬です。

 

キャバリアには、遺伝的に僧帽弁閉鎖不全症にかかりやすく、他犬よりも明らかに多く発症しています。
心臓にある僧帽弁という弁が、伸びてしまったり形状異常により閉まらず、血液が逆流してしまう病気です。
通常、他犬では高齢になると起こりやすい疾患ですが、キャバリアの場合遺伝子疾患なので、早い犬は1、2歳頃から発症し、6歳以上では全体の6割以上がかかっていると言われます。

また、脊髄空洞症、水頭症もキャバリアは発症率が高いと言われており、原因は脳の大きさに対し頭蓋骨が少なく、髄液や体液の流れが阻害され起きるそうです。

なにかいつもと違うような様子が見られたら、すぐに病院へ連れていきましょう。

 

キャバリアは従順な性格で人を見て行動ができるため、しつけもそれほど厳しくすることはありません。
メリハリをつけて叱るときは短く低い声で、いいことの場合はよく褒めてあげることで身についていきます。

 

小型犬としては少し大きめのキャバリアは、毎日30分くらいの散歩が必要です。
遊び好きなので散歩以外でも遊んであげましょう。

ただし、遊びすぎもストレスになる犬なので、様子を見ながら犬に合わせてあげてください。

 


▼参考
アニコム損害(ランキング):https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/

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