今回は【カニンヘンダックスフンド】についてです。
原産国:ドイツ
体高:胸囲30cm以下
体重:3.5kg以下
性格陽気で元気、好奇心が強い、やんちゃで気が強い、やや頑固、飼い主に忠実
なりやすい病気:椎間板ヘルニア、熱中症
カニンヘンダックスフンドは保険会社のランキングで12位と高い人気があります。
ダックスフンドという犬種の中で一番小さいサイズになります。
ダックスフンド自体猟犬として作出され、カニンヘンダックスフンドもウサギ猟のために小さく改良されました。
原産国のドイツで、ダックスフンドの中で一番猟犬たるのがこの一番小さなカニンヘンダックスフンドだと言われるほど、活発で気が強い性格です。
活発で遊び好きなカニンヘンダックスフンドは明るく好奇心旺盛で甘えん坊でもあります。
また猟犬として作出されたため、やんちゃで気が強く、頑固な一面も持っています。
胴長短足のダックスフンドは椎間板ヘルニアを起こしやすい犬種です。
カニンヘンダックスフンドも同様のため、若いうちにしっかり筋肉をつけ、年齢が上がるにつれ無理をさせないようにしながら、肥満に注意しましょう。
歩くのを嫌がるなど、異変があればすぐに病院で診てもらいましょう。
カニンヘンダックスフンドは特に足が短いので地面が近くなります。
夏は地面からの熱気の影響で熱中症にかかりやすくなるため、散歩は涼しい時間帯を選び、短時間で済ませましょう。
猟犬だった名残で、動くものを追いかけたり吠えたりしがちなダックスフンド。
飛び出しや吠え癖によるトラブルにならないよう、しっかりしつける必要があります。
飼い主には忠実なので、甘やかしすぎず主従のけじめをしっかりつけるようにしましょう。
カニンヘンダックスフンドは活発で体を動かすことが大好きなので、運動不足は不健康かつストレスの問題が起きます。
1日に合計1時間程度の散歩をしてあげましょう。
それができない日などは、室内でのボール遊びなどに時間をたっぷりとってあげてください。
ダックスフンドには3つの毛質がありますが、これまでたどってきた歴史の関係上、毛質によって性格が違います。
毛の短いスムースは気が強く繊細で猟犬気質、毛の長いロングヘアーは活発で人懐こくフレンドリー、毛が固いワイアーヘアーは賢く服従性が高いという傾向が出ています。
また毛色が多く好みの色が選べますが、ミニチュアダックスフンドでも記載した通り白い毛色の遺伝子が強い場合は遺伝子性の疾患を持つ確率が高くなります。
ブルー(白っぽいグレー)やパイボールド(白地ベースに黒や茶色など1、2色の班模様)、ダップル(白い斑模様の入った大理石のような模様)やダブルダップル(両親ともダップル)を飼う場合はそれを理解した上で、何があっても最後まで面倒を見る覚悟で飼ってあげてください。
▼参考
アニコム損害(ランキング):https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/